[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
副長のきれいな掌が、俊春の顔色の悪い頬をやさしくなでる。
「思いっきり泣いたか?」
その問いに、俊春はまたちいさくうなずいた。
「泣きたいときには泣け。いままでとおなじようにな。だが、我慢したり一人でこっそり泣くなんてことはやめろ。おまえは一人じゃない。おれや主計や兼定や勘吾や八郎や沢や久吉や鉄や銀がいっしょだ。丹波にゆけば、
「きみは、そうだね。やっぱりぼくのBL対象にはならないよ。だいいち、きみには好きながたくさんいるじゃないか。副長に八郎君におねぇに……」
「だから、それもちがうって……」
「ムリしなくっていいよ。台灣植髮 きみは、そういうキャラじゃない。受けだけどね」
「だから、それはやめてくれよ」
「きみはやはり受けだけど、気持ちはうれいしよ。ありがとう」
かれは、そういうとおれの項に頬をくっつけてきた。
こいつは、マジで仔犬だ。頬をくっつけてくるって、可愛すぎだろう?
是非とも、どこかの成犬にもやっていただきた……。
「いたっ!相棒、や、やめてくれ」
左脚すぐ後ろのいつもの定位置から、相棒が右前脚でおれの左脚を突っついてきている。
「主計。きみは、ぼくにとっていい年ぶっこいてもなおお笑い芸人を目指していて親の脛をかじって世間的に白い目でみられている、出来の悪すぎる兄さんみたいなものだよ」
「……。そういってくれてうれしいよ」
なんだよ、もう。
おれは、いついつまでも叶わぬ夢を追っているニートってわけだ。
、ダッシュで逃げて」
俊春が背中でくすくす笑いをしながら命じてきた。
「できるかいっ!」
思わず、笑いながらツッコんだ。
またしても、みんなが笑いだした。
笑う門には福来るっていうしな。
笑うのは気持ちがいい。
って、なんかちがう気がするけど……。
とうわけで、あらたな旅のはじまりである。
もう史実に縛られることはない。
これからはおれたちで史実をつくり、残すんだ。
超絶ワクワクどきどきする。
笑い声は、海風にのって蝦夷の地まで流れていくだろう。
これでこそ、「新撰組」だ。
なんか路線がちがう気もするが、そこはまぁいっか。
(了)
※次頁にあとがきがございます。 まずは、第一幕からお読みいただきました読者様、毎日欠かさずスターを投げて下さっていますクリエイターの皆様に心より感謝申し上げます。
坂本龍馬の命を救いたいが為に思いついたのが始まりでした。が、調子にのって執筆を続けておおよそ4年数か月、文字数は約2,460,000文字、原稿用紙に換算すれば約6,150枚、話数は第一幕と合計して1,255話となってしまいました。第一幕の公開開始が2018年4月10日。ちょうど4年間連載させていただきました。
これだけの長編にお付き合いくださいましたこと、あらためてお礼申し上げます。
この4年間で公私ともにずいぶんと変化がありました。一番の変化はコロナです。いまだどうなるかわからない状況ではありますが、皆様方におかれましてはどうかお気をつけ下さい。
今回の兼定執筆ほど妄想が炸裂したことはありませんでした。職場で上司に「副長」(そんな役職はありません)叫んでしまったり、先輩を「土方さん」(そんな名前の人はいません)と呼んでしまったり、お客様に「ときがありませぬ」と言ってしまったりと、やらかしたこと多数ありました。
現在は、そんな影響もじょじょに薄れつつあります。
そうでした。作中で関西人や関西弁について言及しているシーンが多々ありますが、けっして悪意はありません。わたし自身、生まれも育ちも大阪でこてこての大阪人です。物心ついたときから常に笑いをとることで必死です。ツッコミもボケも出来ます。いっしょにいる相手によってかえます。上司や先輩とだったらボケ、後輩や年少者とでしたらツッコミというように。
関西人の方で作中の表現をご覧になり、ご不快に思われた方もいらっしゃるはずです。この場をお借りしてお詫び申し上げます。
本作の執筆は2021年12月末頃に終わっておりましたが、その少し前から他サイトで他ジャンルの短編や中編の執筆の修行をはじめました。他のジャンルで短編や中編というのがこれがまた難しく、まだまだ続きそうです。その為、こちらでの執筆活動は、いったん休止させていただきます。修行が終わって歴史を書き始めましたら、こちらでまたお世話になろうかと思っています。
その際にはよろしくお願い致します。
※作品を削除(いつか閲覧数がほぼなくなりましたら非公開にする可能性はあります)したり、なんらかのやむをえぬ事情がないかぎりこちらのサイトを退会することはありません。
あらためまして、長きに渡ってご訪問、お付き合いくださいましたこと心より感謝申し上げます。
お付き合い下さいましたすべての皆様のご健康とご活躍を心よりお祈り申し上げます。